2019年度グループ経営方針

 

スクリーンショット 2021-03-20 12.00.20

2019年度グループの経営方針及びその解説

ZJ/胡雲燕

グループの2019年度の経営方針:お客さまを中心に、ゼロに戻り、人間本位のリーン文化の実践へ

・「お客さまを中心に」とは、事業を展開する時に、お客さまの考え、お客さまの意識、目標を考慮し、各等級のスタッフが、お客さまに対して自分の仕事が価値あるものかどうかを評価基準とし、自己満足で終らないことを示す。

・「ゼロに戻る」とは、過去の経験、業績、成果を一旦ゼロに戻し、新たな気持ちで、ゼロから始めること。つまり、「ゼロ」から改めて出発するからこそ、力を蓄え、前向きにスタートを切ることができるようになる。

・「人間本位のリーン文化の実践」へとは、各等級のスタッフが学びを深め、人間本位のリーン文化を実践することを示す。同時に、私たちは「欠陥ゼロ運動」やTPSと結合して、人間本位のリーン文化の本質を豊かにし、そして評価を取り入れることによって、人間本位のリーン文化を芽生えさせ、最後に花を咲かせる新陽百年企業の基盤を作る。

スクリーンショット 2021-03-20 12.00.58

①品質管理:欠陥ゼロを徹底的に実践し、仕事の質を全面的に向上させること。

解説:「欠陥ゼロ」の考えに従ってください。「欠陥ゼロ」は、新陽が人間本位のリーン文化に基づく新しい考え方だ。それはもはや信仰の域にあり、人間としての崇高なフィロソフィだ。最重要事項は、初めての作業でも完璧に完成させることである。商品の品質は作り手人の人格によって決まる。全社員は「お客さま中心、価値創造」の考え方を持ち、自身の人格を向上させ、管理職はさらに「それまでの自分と自我を捨て去り、さらに成長した自分に会う」という決心をし、現場社員へと推し進める。「実践を徹底する」とは、躊躇することなく、100パーセント愚直に欠陥ゼロを信じながら、実践することだ。「誠実、信頼、賞賛、感謝」を「欠陥ゼロ」の基礎とし、人格を高める一方、仕事の質を高め、商品の質を高め、信頼ができる、成功のための持続可能な組織を作り、全員物心両面の幸せを達成するのだ。

②.コストの管理:コストの管理能力を強め、分析、改善、マーケットでの競争力を高める。

解説:商品の適切な価格=経営である。競争が激しい市場について、新陽の目下の商品の価格が優位に立っていない。2019年は「突破の年」だ。2018年の経営データに基づき、専門的なオファーを作るチームを立ち上げることによって、コスト管理をしっかり行い、オファーを作る制度を健全にすることで、グループ会社の決定に参考になる。コスト管理と分析を進め、その結果、相場、需要によって、コストを変更しつつ、経営のレベルアップにつなげ、健康的な企業の成長を推し進め、競争力を高める。

③営業:お客様の立場に立ち、共同作戦、営業の突破を実現する。

解説:お客様の立場に立つとは、「すべてお客さまを中心とすること」だ。二十年以来、QCDについてお客様の信頼と支持を得たが、お客さまに対する営業については、まだ改善の余地がある。「お客さまの考え方、共同作戦」とは、お客様の考え方にならい、内部と外部で協同できる力をすべて合わせ、自分の職位でお客さまへ価値のある商品を作ることだ。今までの「職責と流れ」に適応すればいいのだという考え方に満足せず、全社員、全職種が協働し、「すべてはお客さま中心」に行動を変え、営業のシステムを構築し、お客さまに「総合的なサービス」を提供し、価値を作り、お客様の成功のために力を入れるよう、営業の突破を実現する。

④技術の管理:技術的研究と「三化」協同を展開し、技術能力を高める。

解説:「技術立社」とは百年新陽の実現のための基本的な方針の一つだ。技術力とは、ライバルよりより早く良質な新技術を生み出し、全面的にコストを抑えるために工夫する力である。加工技術について研究し、レベルの向上および技術そのものの入れ替えによる生産力の効率向上を指す。今では、他の面ではコストを省く余地がなくなりつつあるが、技術においては、優位に立てばコストが下がる可能性がまだまだある。競争力のある技術力を獲得しよう!2019年、三化協同が始まり、16大項目から得た経験に基づき、外部の標準と照らし合わせて、新陽の現状に合わせてリーンの考え方から、自動化とデジタル化をどんどん進めていく。三化協同は、職種、子会社、三化の協同とシェアを強調するものだ。コスト抑制を目的にし、グループ全体のコストの削減へ、全力的に三化実践を効果的に促進する。

⑤サプライ・チェーン管理:重点的にサプライヤーを選び、材料の調達力を高める。

解説:2018年、電子部品の品切れ状態が深刻な年だった。だが、内部と外部の力合わせて材料が確実に調達され、お客さまの期待に背くことはなかった。2019年、各地で事業が立ち上がり、車載マーケティングの拡大によって、新陽は、新たなチャンスと挑戦に直面する。

スクリーンショット 2021-03-20 12.01.59

信頼性がある健全なパートナーシップを築くために、精力的にサプライヤーを選び、彼らをサポートした。互いに力を合わせ、ウィン・ウィンの関係を実現する。企業文化の交流、上流と下流の企業間の協力により、各プロジェクトにおいて互恵協力 ができ、適切な仕入れを保障し、物流のサイクルを短縮し、グループ全体の物流調達力を高めることができる。

⑥組織と人材:TPSを推し進め、組織の変革を展開し、組織の活力を刺激する。

解説:TPSはリーンの原点だ。TPSの目的は全社員の個人の知恵をすべて発揮できるようにすることだ。TPSはパイロットで成果が初めて出たものである。来年はさらに多くの地区で普及させ、全員の知恵が発揮でき、個人が付加価値を持つようにする。新年度を迎え、お客さまへの対応がより早く、お客さまへの価値を創造するように、グループ各部門の組織は大幅に変革を行う。組織全体の活力を刺激し、全体的な価値の最大化が長期的な目標だ。

⑦企業文化:TCCをプラットフォームし、新陽文化を徹底する。

解説:TCCは愛と成長のプラットフォームであり、新陽文化を実行する媒体でもある。十年以来、TCCを通して成長できた新陽人はたくさんいる。2019年、グループは新陽フィロソフィの研修にさらに力を入れ、幹部を対象に新陽フィロソフィの実践を評価する仕組みを導入する。「TCCをプラットフォームとして新陽文化を徹底する。」その目的は、新陽人全員が新陽のフィロソフィを実践し、TCCの内容を豊かにし、後継者を動かすことだ。新陽人が愛を受け継ぎ、愛そのものになり、愛の種を撒いて、最終的にTCC「全員参加、自主的に管理」の目標を達成する。TCC家族によって、幸せ新陽の大家族を構築する。

⑧社会責任:利他のフィロソフィを広め、幸せなパートナー関係をつくる。

解説:愛で経営、幸せ新陽を作り、全体社員の物心両面の幸せを実現させるのが私たちの共通目標だ。2013年から、国内外の各領域の企業が新陽の企業文化を信頼し、勉強してきた。内部と外部の求めに応じて、『文化の旅』、『TCCの育成キャンプ』などの研修案を作成してきた。外部の企業とともに、成長し、精進した。2019年は「突破の年」である。新陽が創業してから25年目だ。私たちは様々な方法と形で、利他のフィロソフィを力強く広げ、優れた新陽のフィロソフィをパートナーとシェアし、ウィン・ウィンの関係を構築する。幸せなパートナーになり、人類の進歩と発展に貢献する。

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on Twitter