経営フィロソフィーで企業文化を導く

経営フィロソフィーで企業文化を導く

―「冠盛」が企業フィロソフィ・ハンドブックを発表―

 

作者:夏沢良
引用元:「以经营哲学引领企业文化 冠盛发布我市首家企业哲学手册」温都ネット
URL:http://wendu.cn/2017/0519/666200.shtml
日時:2017年5月19日

張 心怡  訳
松村 淳 構成

発表時間:2017-05-19 11:06経営フィロソフィ―で企業文化を導く図表1_RITA LABO_190514

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『温都ネット』報道

百年の「冠盛」を作り、幸福な企業を建設した。5月15日夜にわが市初めての民営企業フィロソフィ・ハンドブック『冠盛フィロソフィ・ハンドブック』(中国語原文は『冠盛哲学手冊』)の発表会は冠盛集団で盛大に行われていた。冠盛集団の理事長周家儒氏はじめ、会社の主管レベル以上の幹部たち合わせて200人が会議に参加した。

冠盛集団は温州自動車・オートバイ部品業界のリーダー企業であり、輸出はわが市自動車・オートバイ部品業界の第一位をキープしている。さらに等速ジョイントの生産は、中国では輸出量と輸出金額が最大のメーカーで、中国自動車産業の輸出トップ100の企業であり、国の自動車部品の輸出供給地の企業、国の「たいまつ計画」で重点的にされるハイテク技術企業である。

世界中のプロペラ・シャフトのアフターサービスの市場において、冠盛集団は売上げ総額において中国サプライヤーの中で一位に達した。2016年、集団の売り上げの収入は前年同期比20%超えで増加した。

関係者によると、『冠盛フィロソフィ―・ハンドブック』は、核心理念、経営理念、人生哲学と仕事哲学という四つの部分、合わせて40ヵ条が含まれている。その中でも核心理念は企業の使命、願望、核心価値観と修養観と合わせて4ヵ条が含まれて、それはフィロソフィ―・ハンドブックのもっとも核心的な内容であり冠盛集団が事業を経営する目的、責任と絶えず追求する目標が明確された。

経営理念は顧客理念、注文、受注、理念、質量理念、人材理念、管理理念といった17の経営理念が含まれている。それは冠盛が経営中に従うべき原理と原則が指摘され、管理の行動手引きと経営のコツである。人生哲学は人生の準則と六つの精進と合わせての12ヵ条で、それは冠盛が心を高め魂を磨き、経営を広げる重要なプロセスとなっている。

仕事哲学は職業を敬ってプロな意識を持ち、チーム協力などの7ヵ条が含まれていて、冠盛の人々が仕事と生活中の具体的な行動への要請と目標が示された。

冠盛フィロソフィー・ハンドブック(40ヵ条)  概括

◆核心理念【核心的な内容】 

・4ヵ条:企業の使命、願望、核心価値観、修養観

・役割:「冠盛」の事業を経営する目的、責任、絶えず追求する目標を明確する

◆経営理念

・17箇条:顧客理念、受注理念、質量理念、人材理念、管理理念

・役割:「冠盛」が経営中に従うべき原理と原則であり、管理の行動手引きと経営のコツである

◆人生哲学

・12ヵ条:人生の準則、六つの精進

・役割:「冠盛」の人々が心を高め、魂を磨き、経営を広げる重要な途方

◆仕事哲学

・7箇条:職業を敬ってプロの意識を持ち、チーム協力など

・役割:「冠盛」の人々が仕事と生活中の具体的な行動への要請と目標を示す

 

周家儒氏は発表会で、冠盛は世界的な自動車部品業界をリードする会社になって、人々に尊敬される百年企業になるべきだと述べた。百年企業とは歴史が長い、基礎がとこしえに青々とする企業のことである。工場、設備、商品、資金などは態勢によって変わってしまい伝承できなくなるが、唯一伝承できるのが企業の経営哲学とフィロソフィだ。(傍線監訳者)

会社は2015年に稲盛和夫の経営哲学を導入し、経営哲学で企業文化を導くことになった。二年以来、会社は企業の経営、生産と荷渡し、団体の建設、社員の心と企業文化などの面には有効的に向上した。

周家儒は、『冠盛フィロソフィ・ハンドブック』は会社の企業のフィロソフィ・ハンドブックだけではなくて、一つの「明るい灯」だ。冠盛は発展する中で揺るがない「海の重り」を見つけなければならない。それを有すると、会社は大風にも大波にも怖がらなくなるのだ。『冠盛フィロソフィ・ハンドブック』は会社が発展する「宝典」と「虎の巻」だ。

私たちはハンドブックの一箇条一箇条の内容をきちんと勉強しなければならない。本当に信じ、本当に学び、本当にやらねばならないことをやり遂げるのだ。天理に従い行えば、必ず神に助けられるのだ。

今日、フィロソフィ・ハンドブックの発表は、「冠盛」の「生まれ変わり」の象徴となる。このフィロソフィがあることで私たちは初心に戻り、また前進し続けることができる。周家儒は、私たち「冠盛」は大きな願いをかけて、偉大な母国と共振して、社員が幸せを得るように、お客さんが価値を得るように、サプライヤーが発展できるように、祖国に貢献するようにするべきだ。

会議は『お婆ちゃんの澎湖湾』というゆっくりとした曲の流れの中で、『冠盛フィロソフィ・ハンドブック』の誕生プロセスが放送された。20人あまりのモデルが美しい音楽の調べの下、『冠盛フィロソフィ・ハンドブック』を展示した。会議では企業の哲学の現地化を実施するための16の年度計画も発表された。会議では、周家儒さんは20数名のフィロソフィ・ハンドブックの宣伝講師に招聘状を授与し、ハンドブックが編集する中での勉強組に授賞した。20数名の講師は、『冠盛フィロソフィ・ハンドブック』の講演事業に忠実し、宣伝講師の聖なる職務を遂行し、稲盛哲学の勉強会の方針を徹底し、全面的に宣伝教育を実施することを厳然として誓った。会議の参加者たちは「社員行動の十大宣言」をも読み上げた。

今年85歳になった稲盛和夫は鹿児島に生まれ、日本「四大の経営の聖人」の一人で、フォーチュン・グローバル・500の企業2社、すなわち京セラとKDDIを創業した。そして2010年に78歳の高齢でありながら、苦境にあえぐ日本航空会社を救い、日本航空の歴史上の最高利益を叩き出した。1983年に、稲盛和夫は盛和塾を創立し、世界の企業家塾生に義務的に自分の経営哲学を教えている。目下、全世界には盛和塾の塾生の企業家は一万名を超えており、その中に、中国は3000名の塾生がいる。彼は自分が企業を経営することに成功的な経験と経営の実践を、『京セラ フィロソフィ』、『六つの精進』、『経営12ヵ条』、『生き方』、『働き方』などの本に書いた。彼の経営理念と経営哲学も、世界中の企業家たちに絶賛されている。

関係者によると、温州市の盛和塾は2015年8月に成立され、現在100名に近い塾生を擁している。冠盛集団は温州市盛和塾の理事長会社である。

 

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